シンガポール「多人種主義」の社会学

団地社会のエスニシティ

シンガポール「多人種主義」の社会学
著者 鍋倉 聰
ジャンル 社会
出版年月日 2011/03/31
ISBN 9784790715177
判型・ページ数 A5・312ページ
定価 4,180円(本体3,800円)
在庫 絶版

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人種暴動や民族紛争ではなく、平和裡に営まれる団地の日常生活に密着。そこで暮らす人々の視点から、多人種主義と総団地化社会、標準化と差異化のせめぎ合いを精緻に描き出し、グローバル化のもたらす原理的相克について考察を進める。
序章

第1章 エスニシティ論の系譜

第2章 シンガポール社会の特質

第3章 多人種主義におけるアイデンティティの三層

第4章 団地研究における人種の顕在化と潜在化

第5章 総団地化社会実現後のシンガポール

第6章 分譲団地取り壊しプログラムのもつ意味

第7章 都心部団地における近隣関係の展開と団地再開発
― ブキホスイ団地の事例から

第8章 郊外型団地における多人種関係の展開と団地再開発
― タマンジュロン団地の事例から

終章

注/引用文献・資料/あとがき/索引

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