民族音楽学の課題と方法

音楽研究の未来をさぐる

民族音楽学の課題と方法
著者 水野 信男
ジャンル 外国語・外国文学・芸術
出版年月日 2002/02/28
ISBN 9784790709213
判型・ページ数 A5・312ページ
定価 6,160円(本体5,600円)
在庫 絶版

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世界各地で、人は音楽に感動して埋没し、ひととき思索をめぐらして、ふたたび鳴り響く音へともどっていく。そんな音楽への熱い想い入れをいかに記述するか。音のフィールドワーカーたちが模索し、人と音、民族と音楽とのゆたかな関わりを追う。
I●総論編
民族音楽学はいま
 1民族音楽学の課題と方法 … 水野信男
 2民族音楽学再構築と自分の歴史 … 徳丸吉彦
 3アドルノ理論と民族音楽学 … 龍村あや子
 4越境する諸民族の音楽とその評価をめぐって … 井口淳子
民族音楽学の周縁
 5ポピュラー音楽研究の理論と方法 … 三井 徹
 6「舞踊学」構築の試み … 大谷紀美子
 7日本の洋楽器産業への音楽学的接近 … 田中健次
II●事例編
フィールドワークの手法
 1ガンサはどのように鳴り響いているか? … 藤田隆則
 2カリマンタン・輝ける音の時空 … 田村 史
 3ハワイ日系人のボン・ダンスの変遷 … 中原ゆかり
 4個人からとらえた音楽伝承のエスノグラフィー … 加藤富美子
日本の音楽へのまなざし
 5日本伝統音楽の教授法 … 大塚拜子
 6音楽スペクタクル‘Hashirigaki’ … 田中悠美子
 7小泉文夫による日本伝統音楽の研究対象の三分類と、「民俗芸能」・「盆踊り」の再検討 … 吉川周平

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