パーソンズと社会学理論の現在

T・Pと呼ばれた知の領域について

パーソンズと社会学理論の現在
著者 油井 清光
ジャンル 社会
シリーズ 世界思想ゼミナール
出版年月日 2002/10/20
ISBN 9784790709602
判型・ページ数 4-6・272ページ
定価 2,090円(本体1,900円)
在庫 絶版

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近代を生き尽くすことで近代を踏み破る可能性を開示するT・P=タルコット・パーソンズ。この知的巨人の営みを、アーカイブズに眠っていた未公刊草稿に光をあてることで、クリティカルな論争の場の最前線から捉え直す意欲作。
●はじめに
第1章 パーソンズの“失われたジンメル論”
 或る未公刊草稿をめぐって
第2章 もうひとつの収斂
 シカゴ学派、ジンメル、そしてパーソンズ
第3章 現代アメリカの〈文化〉とパーソンズ
第4章 パーソンズにおける「社会的共同体」と公共性
第5章 収斂理論そして/あるいは近代の収斂
第6章 社会学と国民国家そしてグローバリゼーション
第7章 ナショナリズムとホロコースト
 もう一人のパーソンズをもとめて
第8章 パーソンズとデモクラシー
 「状況の定義」としての社会危機
第9章 アメリカに死す
 ウォーナーと二人のパーソンズ
●あとがき

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