大衆紙の源流

明治期小新聞の研究

大衆紙の源流
著者 土屋 礼子
ジャンル メディア・マスコミ
出版年月日 2002/12/10
ISBN 9784790709626
判型・ページ数 A5・306ページ
定価 3,520円(本体3,200円)
在庫 絶版

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総ふりがなという文章口語化の試み。報道記事における浮世絵師の挿絵導入。徳川幕府時代から明治時代へと向かう近代化の中で、読書する大衆を取り込み、最初のマス・メディアである新聞が育つ。小新聞を舞台にした社会的空間の実証的研究。>>過去のPICK UP!
序 章
第一章 小新聞とは何か
第二章 小新聞と識字階層
第三章 小新聞の文体と言語空間
第四章 錦絵新聞から絵入り小新聞へ
第五章 初期小新聞にみる投書とコミュニケーション
第六章 明治初期の言論統制と小新聞の筆禍
第七章 『いろは新聞』にみる明治十年代半ばの小新聞
第八章 政党系小新聞にみる明治十年代後半における小新聞の変貌
第九章 大阪における小新聞の展開
第十章 小新聞の新たな試み
終 章 小新聞の終焉と大衆紙の始まり

●付録 小新聞一覧表/新聞発行部数表

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