老いと障害の質的社会学

フィールドワークから

老いと障害の質的社会学
著者 山田 富秋
ジャンル 社会
シリーズ 世界思想ゼミナール
出版年月日 2004/09/30
ISBN 9784790710820
判型・ページ数 4-6・288ページ
定価 1,980円(本体1,800円)
在庫 絶版

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いまの日本社会において、ケアをめぐっていかなる困難と可能性があるのか。高齢者と障害者はどのような状況におかれているのか。最新のフィールドワークをふまえ、家族を超えて親密な領域がつくりだされるプロセスをていねいにたどる。
●第一部 「親密圏」の創造としてのケア
第一章 老いと障害の政治的ポジション[山田富秋]
第二章 部落解放運動における「まちづくり」とヘルパー[山田富秋]
第三章 「まちづくり」のなかで障害と老いを生きる[矢野 亮]
第四章 精神障害者のグループホームから[山田富秋]

●第二部 「呆けゆく」体験をめぐって
第五章 「呆け」たら私はどうなるのか? 何を思うのか? [出口泰靖]
第六章 「呆け」について私はもの語れるのか? [出口泰靖]
      ― 〈本人の「呆けゆく」体験の語り〉が生成される〈場〉
第七章 「呆けゆく」体験を〈語り、明かすこと〉と〈語らず、隠すこと〉[出口泰靖]
第八章 「呆けゆく」体験を〈語らず、隠すこと〉と〈語り、明かすこと〉のはざまで [出口泰靖]
      ― 本人が「呆けゆく」体験を語り明かすことは、私たちに何をもたらすのか?

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