現代に甦る知識人たち

現代に甦る知識人たち
著者 鈴木 良
上田 博
広川 禎秀
ジャンル 歴史
シリーズ 世界思想ゼミナール
出版年月日 2005/10/20
ISBN 9784790711506
判型・ページ数 4-6・236ページ
定価 本体2,000円+税
在庫 在庫あり

この本に関するお問い合わせ・感想

資本と権力の暴走は社会を荒廃に導く。批判的精神を培うために、近・現代日本の豊かな知的遺産、自由と民主主義をかかげた知識人の営為に学ぼう。その潮流の一端を岡村司、河上肇、高田保馬、恒藤恭、田畑忍、西田天香、宮武外骨などに探る。
はじめに

1 西田天香と知識人[笠原芳光]
 一 知識人とはなにか
 二 西田天香の人と思想
 三 知識人とのかかわり

2 明治末期の自由主義者 ― 岡村司と河上肇[鈴木 良]
 はじめに
 一 研究への出発
 二 当時の京都帝大法科大学
 三 河上肇と沖縄事件
 四 岡村司と岐阜事件
 むすびにかえて

3 社会学者高田保馬 ― 学問と現実とを結ぶもの[上田 博]
 一 『終戦三論』 ― 国の民とぞなりはてにける
 二 『思郷記』 ― 汽笛は高く火の国に入る
 三 『社会学原理』 ― 野辺の小草の安けきを
 四 『洛北集』 ― この生業を離れかねつも
 五 『洛北雑記』 ― 新しい未成品の美

4 宮武外骨の滑稽[福井純子]
 はじめに
 一 『団団珍聞』批判
 二 頓智の採用
 三 滑稽雑誌の衰退
 四 新式滑稽
 おわりに

5 田畑忍の思想形成と「抵抗」[出原政雄]
 はじめに
 一 青少年期の思想形成
 二 憲法論の変遷と戦時下の「抵抗」
 三 戦時下「抵抗」の評価と平和思想の芽生え

6 恒藤恭の少年小説 ― ほんとうの心の満足を求めて[古澤夕起子]
 一 恒藤恭の文学を味わう
 二 『ハガキ文学』での文章修業
 三 『中学世界』へのデビュー ― 読んでおもしろい合格体験記
 四 「鈴かけ次郎」の登場
 五 隅の隅の一つの礎でも堅めたい「王冠をつくる人」
 六 〈親を亡くした兄妹〉の意味するもの
 七 ほんとうの心の満足 ― 少年小説に追究したもの

7 恒藤恭と平和問題談話会 ― 戦後平和主義思想の源流[広川禎秀]
 はじめに
 一 平和問題談話会と恒藤の非武装中立論
 二 平和問題談話会と恒藤の横田喜三郎批判
 三 恒藤の平和主義における民族の位置
 おわりに

あとがき

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