公益学を学ぶ人のために

公益学を学ぶ人のために
著者 間瀬 啓允
ジャンル 社会
テキスト > 社会
シリーズ 学ぶ人のために
出版年月日 2008/05/30
ISBN 9784790713357
判型・ページ数 4-6・336ページ
定価 2,200円(本体2,000円)
在庫 在庫あり

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みんなの役に立ち、みんなのためになる身近な公益活動や公益現象に学問の光をあて、現代社会のニーズに応える新学問《公益学》。その思想的側面、企業活動、科学(医療)技術、社会活動、国際社会の五つを切り口に、《公益学》の全体像にせまる。
はじめに 間瀬啓允
●I公益の思想 ― いま公共を超える公益の思想は可能か ―
1公益とは何か 小松隆二
 ― 公益と公共はどう違うか ―
2公共を超える公益の思想 村田晴夫
  ― 問題提起 ―
3公益、その実践の思想 佐々木俊介

●II企業活動と公益 ― 私益の追求と公益のバランスをどうとるか ―
1企業倫理学の求めるもの 梅津光弘
2CSR(企業の社会的責任)と公益学 中谷常二
3私益の追求と公益のバランス 谷口照三
  ― 経営者の公益活動を考察する ―

●III科学(医療)技術と公益 ― 科学(医療)技術の発展とリスクのバランスをどうとるか ―
1科学(医療)技術の発展と公益学 大島美恵子
2安全・安心な暮らしをどう守るか 大歳恒彦・水野左敏
  ― 危機管理 ―
3科学者と技術者の社会的責任 村上陽一郎

●IV社会活動と公益 ― より良い社会を作るために、どのような活動・政策が必要か ―
1社会サービスの充実と公益行政 山本啓
2市民と行政の連携 渋川智明
3地方が生み育てる公益の思想 大原謙一郎
 ― より良い社会を作るための思想と実践 ―

●V国際社会と公益 ― グローバル化した社会の中で国際公益をどう達成するか ―
1国際機関と国内行政 福田耕治
  ― 「食の安全」リスク管理をめぐる国際公益の確保 ―
2災害援助と復興再生 杉山肇
3平和構築と国際社会の支援 稲田十一

おわりに 間瀬啓允
索引

〈公益の潮流・コラム〉
1公益は身近なところに ― 公益活動の出発点 ― (小松隆二)
2公共性(阿部公一)
3社会的企業(渋川智明)
4社会的責任投資(OverView編集委員会)
5企業の「環境報告書」(高木武夫)
6地産地消(蛸井昌二)
7男女共同参画(伊藤眞知子)
8地域通貨(石塚一晶)
9マニフェスト(和田明子)
10グローカル(OverView編集委員会)

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