基礎ゼミ 宗教学

基礎ゼミ 宗教学
著者 大谷 栄一
川又 俊則
猪瀬 優理
ジャンル 哲学・思想・宗教
テキスト > 哲学・思想・宗教
シリーズ 基礎ゼミ
出版年月日 2017/04/20
ISBN 9784790716976
判型・ページ数 A5・196ページ
定価 2,090円(本体1,900円)
在庫 在庫あり

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祭りや墓参りなどの身近な宗教体験から、被災者支援や政教分離といった社会との関わりまでを、アクティブラーニングで学べる入門書。資料を読み、仲間と議論し、自分の意見をワークシートに整理することを通じ、宗教情報リテラシーを身につける。
はじめに――アクティブラーニングで宗教を学ぶ

第Ⅰ部 「宗教」のイメージをとらえなおそう!
第1章 「宗教」はどのようにイメージされるのか?
 ――「信仰のない宗教」、宗教情報リテラシー、「宗教」概念 (大谷栄一)
第2章 お寺や神社、教会はどういう場所なのか?
 ――過疎、人口減少社会、ソーシャル・キャピタル (板井正斉)
第3章 社会にとって宗教団体とはどんな存在か?
 ――宗教法人法、政教分離、宗教団体の社会参加 (大澤広嗣)

第Ⅱ部 あなたの身近な宗教体験を分析しよう!
第4章 なぜ成人式を行うのだろうか?
 ――信仰、アイデンティティ、通過儀礼 (相澤秀生)
第5章 お祭りにはどんな意味がある?
 ――祭祀、祝祭、コミュニティ文化 (藤本頼生)
第6章 巡礼者は何を求めて聖地に向かうのか?
 ――聖地、世界遺産、真正性 (碧海寿広)

第Ⅲ部 現代宗教の争点を読み解こう!
第7章 いのちを教えることができるのか?
 ――寛容の態度、宗教文化教育、道徳の教科化 (川又俊則)
第8章 「女人禁制」はつづけるべきか?
 ――霊山、ジェンダー、家父長制 (小林奈央子)
第9章 「カルト問題」にどう向きあうか?
 ――カルト、偽装勧誘、マインド・コントロール (塚田穂高)

第Ⅳ部 宗教から多文化主義を考えてみよう!
第10章 公共領域から(どれだけ)宗教を排除すべきか?
 ――政教分離、世俗主義、市民宗教 (藤本龍児)
第11章 ヴェールはなぜ問題となるのか?
 ――オリエンタリズム、ポストコロニアル、フェミニズム (猪瀬優理)
第12章 日本社会は移民とどう向きあうのか?
 ――入国管理法、多文化共生、エスニシティ (白波瀬達也)

第Ⅴ部 死を見つめなおすために
第13章 なぜ墓参りをするのか?
 ――先祖/祖先、葬後儀礼、両墓制 (川又俊則)
第14章 戦没者をどこで追悼する?
 ――靖国問題、「戦争の記憶」、コメモレイション (大谷栄一)
第15章 被災者への支援で求められるものは何か?
 ――「心のケア」、臨床宗教師、霊性 (黒崎浩行)

引用文献
あとがき
巻末資料/ワークシート
索引

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