『奴隷・骨・ブロンズ』が『週刊 東洋経済』で書評されました!

井野瀬久美惠『奴隷・骨・ブロンズ』が『週刊 東洋経済』(2025年5月10-17合併号)で書評されました。

評者は、早稲田大学教授の柿沼陽平さん。

BLM運動の中で引き倒されたエドワード・コルストンの銅像、カナダ東海岸で発見された人骨が語る歴史、大英博物館所蔵のベニン・ブロンズの来歴など、本書が扱った話題を紹介したうえで、「本書は探偵小説のような面白さを含みつつ、その意味するところは重大だ」「無意識の欧米中心史観に基づき何気なく事象を語るのは、歴史の負の一面を無視することにつながる。それを面倒くさがらずに探り続けることに倫理が宿る」と評してくださいました。

シェアする

このエントリーをはてなブックマークに追加