『集合的創造性』の書評が『社会学評論』に掲載されました

『社会学評論』第72巻第4号(564号)に、『集合的創造性』(松田素二編)の書評が掲載されました。評者は荻野昌弘さんです。

人間が不完全な存在であるという点に、むしろ可能性を見いだす集合的創造性の出発点をまず紹介の上、多岐にわたる各章に手際よく触れつつ、本書を、同一の社会場を前提している既存の社会学を刷新する構想と評してくださいました。

最後に、集合的創造性という考えが、従来の、創造性の個人主義モデルを組み替えるのみならず、社会変動論に新たな知見をもたらす可能性についても示してくださいました。

シェアする

このエントリーをはてなブックマークに追加