ヨーロッパ世界の拡張

東西交易から植民地支配へ

ヨーロッパ世界の拡張
著者 生田 滋
岡倉 登志
ジャンル 歴史
シリーズ 世界思想ゼミナール
出版年月日 2001/01/30
ISBN 9784790708544
判型・ページ数 4-6・246ページ
定価 2,090円(本体1,900円)
在庫 在庫あり

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ヴァスコ・ダ・ガマのインド航路発見による東西交易の開始は、その後のアジア・アフリカ史に大きな影響を与えた。本書は、東西交易開始からアジア・アフリカにおける植民地形成、そして解放に至る歴史を「ヨーロッパの衝撃」の側面より探る。
第一章 インド洋貿易圏におけるポルトガルの活動とその影響 … 生田 滋
 1インディア領の成立/2ヌーノ・ダ・クーニャの改革
 3マカオ、ティモール/4ポルトガル人の航海・貿易の影響
 5ポルトガル人の航海・貿易に対する挑戦
第二章 オランダ東インド会社と本国の造船業 … 山田 準
 1政治的統一から経済的基盤確立へ/2造船業の発展
 3オランダ東インド会社の造船/4オランダ東インド会社の航海管理
第三章 キャラバン貿易からスエズ運河へ … 中堂幸政
  ― 資金調達と累積債務が変えた東西交易
 1変化する東西交易ルート/2近代化と綿花貿易
 3スエズ運河と累積債務
第四章 アフリカにおける鉄道建設 … 岡倉登志
  ― 文明の受容と拒否
 1帝国主義時代のアフリカにおける鉄道建設
 2メネリク二世の統治とアジスアベバ鉄道
 3ダカール=サン・ルイ鉄道とカヨール王国
第五章 ガンディーの思想形成と近代西欧 … 篠田 隆
 ― 菜食主義思想よりインド解放の思想へ
 1菜食主義思想の形成/2人工的村落としての農場
 3チャルカー運動と農村の変革
付 参考文献解題

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