実践の医療人類学

低開発国に対する医療援助・協力の現場では、いったい何が起こっているのか。本書は、村落保健に関するフィールドワークとグローバル化する国際保健研究を総合した労作である。第一人者の案内で、臨床=応用人類学のフロンティアへ！>>過去のPICK UP!

第I部　医療人類学と国際保健
　第１章　医療人類学／第２章　健康の開発史
　第３章　世界医療システム
第II部　医療体系論
　第４章　制度的医療論／第５章　医療的多元論
　第６章　医療の動態的過程
第III部　疾患の民族誌
　第７章　村落保健／第８章　民俗疾患概念
　第９章　食 生 活／第10章　自己投薬
第IV部　疾患と健康
　第11章　疾患の文化的解釈I
　第12章　疾患の文化的解釈II
　第13章　健康の概念
第V部　コミュニティ参加と現代社会
　第14章　コミュニティ参加の保健プロジェクト
　第15章　「医療と文化」を再考する
　第16章　結　　論
附録　コミュニティ参加の保健研修
あとがき
薬用・野生食用植物一覧
村落保健用語集
文献目録
附表　疾患と医療のモデル