フェミニズム・スポーツ・身体

フェミニズム・スポーツ・身体
著者 A.ホール
飯田 貴子 監訳
吉川 康夫 監訳
ジャンル ジェンダー
出版年月日 2001/08/30
ISBN 9784790708896
判型・ページ数 4-6・296ページ
定価 2,860円(本体2,600円)
在庫 品切れ・重版未定

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スポーツのジェンダーポリティクスを分析 ― スポーツ界のジェンダー・フリーはそれほど容易に手に入るであろうか。体育教師・スポーツ研究者や学生、スポーツをしている女性たちに向けて、スポーツとジェンダーを巡る言説を読み解く入門書。オンライン書店bk1に書評が掲載されています。
序 文
謝 辞
第1章 あるフェミニストの研究遍歴
 実証主義者になる/「スポーツにおける女性」を研究する
 心理学的な捉え方を脱皮する/フェミニズムの妥当性を認識する
第2章 カテゴリー的研究から関係論的研究へ
 生物学主義/文化、女らしさ、運動競技熱
 役割理論と機能主義の不適当性/スポーツ心理学
第3章 フェミニスト・カルチュラル・スタディーズ ― その可能性
 なぜ理論が必要なのか/スポーツのラディカル批評/階級を超えて
 フェミニスト・カルチュラル・スタディーズが答えだろうか?
 歴史の重要性/「差異」への感受性/男性、スポーツ、男らしさ
第4章 身体の意味
 フェミニズムとスポーツする身体/ミシェル・フーコーの影響
 スポーツしエクササイズする女性の身体を理論化する
 抵抗と服従/今後の研究についての若干の考察
第5章 フェミニズム研究を「行う」ということ
 フェミニストは認識論を必要とするか?/フェミニズム研究とは何か
 プラクシスとしてのフェミニズム研究/最前線へのベンチャー
第6章 リベラルな行動主義からラディカルな文化闘争へ
 スポーツにおけるリベラル・フェミニストとラディカル・フェミニストの議題
 スポーツにおけるフェミニズムの行動主義
 女性スポーツ(とスポーツにおける女性)を政治化する/結論
訳者あとがき
参照文献

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