南方熊楠の思想と運動
法社会史・政治思想史の視角から、和歌山中学から東京大学予備門時代、神社合祀令廃滅運動を終えた大正中期から晩年の一九四一年に到る時代を通じて、比類なき粘菌学者・思想家、自然保護に奮闘、稀にみる国際人でもあった熊楠の実像に迫る。
序 章 近代世界と南方熊楠
第一部●自由民権とその時代
第一章 共立学校・東京大学予備門と熊楠
第二部●自由民権から国際主義へ
第二章 北アメリカにおける自由民権運動と熊楠
第三章 ロンドン時代の熊楠
第三部●大正デモクラシーの先覚者として
第四章 熊楠と孫文、そして大逆事件
第五章 熊楠の神社合祀令廃滅運動
第四部●自由主義者の行動と試練
第六章 熊楠の南方植物研究所資金運動、進講とその顕彰
第七章 晩年における熊楠の行動と理念
終 章 南方熊楠と未来
●南方熊楠の関係年表 ●人名索引 ●事項索引
第一部●自由民権とその時代
第一章 共立学校・東京大学予備門と熊楠
第二部●自由民権から国際主義へ
第二章 北アメリカにおける自由民権運動と熊楠
第三章 ロンドン時代の熊楠
第三部●大正デモクラシーの先覚者として
第四章 熊楠と孫文、そして大逆事件
第五章 熊楠の神社合祀令廃滅運動
第四部●自由主義者の行動と試練
第六章 熊楠の南方植物研究所資金運動、進講とその顕彰
第七章 晩年における熊楠の行動と理念
終 章 南方熊楠と未来
●南方熊楠の関係年表 ●人名索引 ●事項索引