W杯サッカーの熱狂と遺産
2002年日韓ワールドカップを巡って
全世界をつつんだ興奮 ― 日韓W杯共催は、双方の社会の何を映し出し、何を残したのか。余韻さめやらぬ2002年FIFAワールドカップの遺産に、身体文化、メディア、時空間の政治学などの視点から、日韓の社会学者たちが挑戦する。
●第I部 W杯空間の地政学
第1章 ワールドカップと都市の文化/政治〔上野俊哉〕
第2章 ローカルなものの回復とコスモポリタンな経験〔有元 健〕
第3章 笑う男、もしくはガルガンチュアとヘラクレス〔小笠原博毅〕
●第II部 W杯のリアリティ・バーチャル・ヘリティジ
第4章 漂白されたナショナリズム〔杉本厚夫〕
第5章 「フーリガン」という幻〔黒田 勇〕
第6章 ワールドカップが日本のサッカーに残したもの〔田嶋幸三〕
●第III部 W杯言説、身体のメモリー
第7章 ワールドカップとナショナリズム〔毛利嘉孝〕
第8章 国旗ファッションを巡る集合的記憶の再構築〔黄 順姫〕
第9章 スポーツとリズム〔亀山佳明〕
コラム
W杯ボランティア参加者の労をねぎらって〔林 繁蔵〕
2002FIFAワールドカップ鹿嶋大会の災害医療体制〔大橋教良〕
ワールドカップの「成果」とは〔広瀬一郎〕
出場選手からみたワールドカップサッカー〔アン・ジョンファン(韓国代表チーム選手)〕
第1章 ワールドカップと都市の文化/政治〔上野俊哉〕
第2章 ローカルなものの回復とコスモポリタンな経験〔有元 健〕
第3章 笑う男、もしくはガルガンチュアとヘラクレス〔小笠原博毅〕
●第II部 W杯のリアリティ・バーチャル・ヘリティジ
第4章 漂白されたナショナリズム〔杉本厚夫〕
第5章 「フーリガン」という幻〔黒田 勇〕
第6章 ワールドカップが日本のサッカーに残したもの〔田嶋幸三〕
●第III部 W杯言説、身体のメモリー
第7章 ワールドカップとナショナリズム〔毛利嘉孝〕
第8章 国旗ファッションを巡る集合的記憶の再構築〔黄 順姫〕
第9章 スポーツとリズム〔亀山佳明〕
コラム
W杯ボランティア参加者の労をねぎらって〔林 繁蔵〕
2002FIFAワールドカップ鹿嶋大会の災害医療体制〔大橋教良〕
ワールドカップの「成果」とは〔広瀬一郎〕
出場選手からみたワールドカップサッカー〔アン・ジョンファン(韓国代表チーム選手)〕