W杯サッカーの熱狂と遺産

2002年日韓ワールドカップを巡って

W杯サッカーの熱狂と遺産
著者 黄 順姫
ジャンル 社会
出版年月日 2003/11/30
ISBN 9784790710264
判型・ページ数 A5・202ページ
定価 1,980円(本体1,800円)
在庫 在庫僅少

この本に関するお問い合わせ・感想

全世界をつつんだ興奮 ― 日韓W杯共催は、双方の社会の何を映し出し、何を残したのか。余韻さめやらぬ2002年FIFAワールドカップの遺産に、身体文化、メディア、時空間の政治学などの視点から、日韓の社会学者たちが挑戦する。
●第I部 W杯空間の地政学
 第1章 ワールドカップと都市の文化/政治〔上野俊哉〕
 第2章 ローカルなものの回復とコスモポリタンな経験〔有元 健〕
 第3章 笑う男、もしくはガルガンチュアとヘラクレス〔小笠原博毅〕
●第II部 W杯のリアリティ・バーチャル・ヘリティジ
 第4章 漂白されたナショナリズム〔杉本厚夫〕
 第5章 「フーリガン」という幻〔黒田 勇〕
 第6章 ワールドカップが日本のサッカーに残したもの〔田嶋幸三〕
●第III部 W杯言説、身体のメモリー
 第7章 ワールドカップとナショナリズム〔毛利嘉孝〕
 第8章 国旗ファッションを巡る集合的記憶の再構築〔黄 順姫〕
 第9章 スポーツとリズム〔亀山佳明〕
コラム
 W杯ボランティア参加者の労をねぎらって〔林 繁蔵〕
 2002FIFAワールドカップ鹿嶋大会の災害医療体制〔大橋教良〕
 ワールドカップの「成果」とは〔広瀬一郎〕
 出場選手からみたワールドカップサッカー〔アン・ジョンファン(韓国代表チーム選手)〕

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