「我‐汝」 「我‐それ」 という 〈根源語〉 の考察に始まり、ブーバーの宗教・哲学・教育観を解明、ハシディズムやユダヤ教、キリスト教、文学等との関わりを紹介するなど、ブーバー思想の全体像に迫りつつ、対話主義思想の今日的意義を考える。
I ブーバーの生涯と著作
II ブーバー思想の成立
1《言葉》の始源
2『我と汝』解題
3対話主義の歴史について
IIIブーバー思想の展開
1ブーバーの宗教観
2ブーバーの哲学観
3ブーバーの教育観
IV ブーバー思想の諸相
1ブーバーとハシディズム
2ブーバーとユダヤ教
3ブーバーとキリスト教
4ブーバーと文学
5日本におけるブーバー研究