視線の歴史
〈窓〉と西洋文明
〈窓〉は人間の「見る」行為と深く関わる。古代エジプトから20世紀まで、西洋の〈窓〉の変遷に伴い、人間の自我意識がどのように変わっていったかを、多くの絵画・文学作品を援用しつつ明らかにする。著者30年にわたるライフワークここに結実。
プロローグ
第1章 古代 ― エジプト、ギリシャ、ローマ ―
第2章 中世 ― ビザンティウム、イタリア、フランドル ―
第3章 イタリア・ルネサンス
第4章 北方ルネサンス
第5章 十七世紀オランダ
第6章 十八世紀イギリス ― 啓蒙の時代 ―
第7章 十八世紀末イギリス ― ロマン主義の時代(一) ―
第8章 十九世紀前半 ― ロマン主義の時代(二) ―
第9章 ヴィクトリア朝イギリス
第10章 十九世紀 ― ガラスの時代 ―
第11章 「世紀末」に向かって
第12章 二十世紀 ― 惑乱する時代 ―
エピローグ
〔付論〕夏目漱石と〈窓〉
第1章 古代 ― エジプト、ギリシャ、ローマ ―
第2章 中世 ― ビザンティウム、イタリア、フランドル ―
第3章 イタリア・ルネサンス
第4章 北方ルネサンス
第5章 十七世紀オランダ
第6章 十八世紀イギリス ― 啓蒙の時代 ―
第7章 十八世紀末イギリス ― ロマン主義の時代(一) ―
第8章 十九世紀前半 ― ロマン主義の時代(二) ―
第9章 ヴィクトリア朝イギリス
第10章 十九世紀 ― ガラスの時代 ―
第11章 「世紀末」に向かって
第12章 二十世紀 ― 惑乱する時代 ―
エピローグ
〔付論〕夏目漱石と〈窓〉