立身出世主義[増補版]
近代日本のロマンと欲望
立身出世は単なる欲望というより、あるときは華麗なオーラに、またあるときは強迫的なべールに被覆された物語であった。NHK人間大学のテキストをベースに、苦学出世の時代から現代の受験世界までについてまとめられた好評著作の増補版。
近代日本の光と陰 ― はじめに
第1章 立身出世主義と社会ダーウィニズム
第2章 勉強・遊学・書生
第3章 受験生という装置
第4章 学歴貴族の世界
第5章 学士「三四郎」の実人生
第6章 田舎青年の煩悶
第7章 苦学力行と錦衣還郷
第8章 たたき上げと学校出の確執
第9章 受験家族と新高等遊民の誕生
第10章 ささやかな出世と癒しの文化
第11章 物語の終焉
第12章 欲望なき競争とそのゆくえ
第1章 立身出世主義と社会ダーウィニズム
第2章 勉強・遊学・書生
第3章 受験生という装置
第4章 学歴貴族の世界
第5章 学士「三四郎」の実人生
第6章 田舎青年の煩悶
第7章 苦学力行と錦衣還郷
第8章 たたき上げと学校出の確執
第9章 受験家族と新高等遊民の誕生
第10章 ささやかな出世と癒しの文化
第11章 物語の終焉
第12章 欲望なき競争とそのゆくえ