映画に学ぶスポーツ社会学

スクリーンの中にスポーツが見える ― スポーツについて私たちに衝撃的なメッセージを送ってくれる12本の映画を“案内人”として、現代社会においてあまりに自明となった「スポーツ」をあらためてとらえなおすと、どんな世界がみえるだろう？

第１章　アマチュアリズムの行方 「炎のランナー」
第２章　教育としてのスポーツ 「がんばれベアーズ」
第３章　スポーツにみるジェンダー 「プリティ・リーグ」
第４章　ファンがつくるスポーツ文化 「エディー 勝利の天使」
第５章　メディアによってつくられるスポーツ文化 「ヒーローインタビュー」
第６章　スポーツの近代化とつくられる伝統 「シコふんじゃった」
第７章　なんのためのスポーツか 「Shall we ダンス？」
第８章　スポーツの美学「勝利」と「挑戦」 　「ティン・カップ」
第９章　障害者スポーツの悩み 「遙かなる甲子園」
第10章　グローバリゼーションとナショナリズム 「ミスター・ベースボール」
第11章　スポーツビジネスの台頭 「エニイ・ギブン・サンデー」
第12章　スポーツの大衆化と若者文化 「私をスキーに連れてって」