ドイツ観念論を学ぶ人のために

ドイツ観念論を学ぶ人のために
著者 大橋 良介
ジャンル 哲学・思想・宗教
シリーズ 学ぶ人のために
出版年月日 2006/01/10
ISBN 9784790711568
判型・ページ数 4-6・348ページ
定価 2,530円(本体2,300円)
在庫 在庫あり

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現代の英・独・仏語圏の哲学における「ドイツ観念論」像を提示し、理性・倫理・自然・芸術・歴史・宗教といったドイツ観念論の主要問題につきその系譜と展開を辿る。またフィヒテ・ヘーゲル・シェリングの主要著作20余点の詳細な解説を付す。
序論 ドイツ観念論とは何であったか/ありうるか[大橋良介]

I 種々の「ドイツ観念論」像
 1 フィヒテとシェリング ― 「絶対知」について[長島 隆]
 2 シェリングとヘーゲル[藤田正勝]
 3 ヘーゲルとマルクス ― アルチュセールのマルクス論[後藤正英]
 4 ヘーゲルと現代英語圏の哲学 ― 理性と歴史をめぐって[星野 勉]
 5 分析哲学とドイツ観念論[渋谷繁明]
 6 フランス現代思想とドイツ観念論[板井孝壱郎]
 7 ドイツ現代哲学とドイツ観念論 ― ウルリヒ・ベックの「リスク社会論」[高橋 透]

II 主要問題の系譜とその後の展開
 1 理性 ― あるいはシェリングの「無底」の射程[大橋良介]
 2 倫理[入江幸男]
 3 自然[松山壽一]
 4 芸術 ― その終焉についての言説をめぐって[小田部胤久]
 5 歴史 ― 体系の構築と解体[寄川条路]
 6 宗教[細谷昌志]

III 主要著作への手引き
 1 フィヒテ[岡田勝明・中川明才・美濃部 仁]
 2 ヘーゲル[山口祐弘・山口誠一・山﨑 純]
 3 シェリング[諸岡道比古・伊東多佳子・山口和子]

〔特別寄稿〕ヘーゲルの「具体的普遍」とは何か[スラヴォイ・ジジェク(井上正名訳)

文献案内[寄川条路]
年表[寄川条路]

あとがき[大橋良介]

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