住民主導の生涯学習地域づくり

台頭する各地の市民大学

住民主導の生涯学習地域づくり
著者 瀬沼 克彰
ジャンル 社会
出版年月日 2006/03/15
ISBN 9784790711681
判型・ページ数 4-6・248ページ
定価 1,980円(本体1,800円)
在庫 絶版

この本に関するお問い合わせ・感想

日本の生涯学習事業は、かつての行政主導から住民主導に移りつつあり、いま住民自らが立ち上がって、豊かに暮らせる地域をめざして模索している。各地の実践活動に携わってきた筆者による、新時代の地域づくりを推進するためのハンドブック。
まえがき
第1章 住民が主役の地域づくり
一 日本型生涯学習の台頭
二 生涯学習は住民主導に変わる
三 住民が主役の時代を支援する行政対応
四 住民主導の市民大学の現状
五 全国生涯学習ネットワーク所属団体の動向

第2章 代表的な市民大学の実践
一 グループ活動に力を入れる「生涯現役ときわ会」
二 「ソバリエ」養成を始めた「神田雑学大学」
三 三〇年の歴史を持つ「八王子市レクリエーション協会」
四 コミュニティビジネスをめざす「活き粋あさむし」
五 農作業を核とする「稲城生涯うでっこきの会」
六 市と市民が協働で運営する「わらび学びあいカレッジ」

第3章 地域づくりのためのイベント
一 清見潟大学塾二〇周年記念シンポジウム
二 立川市の生涯学習市民フォーラム
三 市民参画の米沢まちづくりフォーラム
四 八王子市の生涯学習フェスティバル
五 ぎふ生涯学習まちづくり推進大会
六 東京生涯学習ネットワークのパネルディスカッション

第4章 市民大学の活性化のために
一 人材の役割分担と育成
二 市町村との関連強化
三 民間企業との関連強化
四 今後の発展プロセスを考える
五 新しいタイプの市民大学の台頭

第5章 地域づくりのための戦略
一 生涯学習と地域文化振興の相乗効果
二 地方自治体の新しい取り組み
三 これから公民館も住民主導に変わる
四 NPOと連携するまちづくり
五 生涯学習で重要になる点

●コラム
山形県米沢市にみる「学校五日制の意識調査」
地域全体で子どもを育てる
中央教育審議会の「今後の生涯学習の振興方策について」
東京都生涯学習文化財団の事業とPFIの導入
生涯学習の方法論

シェアする

このエントリーをはてなブックマークに追加

関連書籍

同じジャンルの商品