アラブ・イスラム社会の異人論
シナイ半島で出会った一つの民話には、社会原理を明らかにする鍵が隠されていた ― 。民話の深層構造を読み解くことで、アラブ・イスラム社会における異人観の解明を試みる。言語と文化をめぐる研究がたどりついた「異人論」の新たな展開。
はじめに ― ジバーリ部族の民話から
第1章 民話から読み解く民俗社会
第2章 神の子どもたち ― ジバーリ部族の社会と歴史
第3章 他者をめぐる言語表現 ― ダヒール論
第4章 他者をめぐる認知意味論的構造 ― 身体と空間のメタファー
第5章 他者をめぐる集団的認識 ― 「聖者」発生の社会的・認識的メカニズム
第6章 他者をめぐる物語世界 ― 民話のコスモロジー
第7章 他者をめぐる文化的認識 ― アラブ・イスラム社会の異人論
おわりに ― 「人肉 ― ポンド」モティーフの文化認識論的分析にむけて
第1章 民話から読み解く民俗社会
第2章 神の子どもたち ― ジバーリ部族の社会と歴史
第3章 他者をめぐる言語表現 ― ダヒール論
第4章 他者をめぐる認知意味論的構造 ― 身体と空間のメタファー
第5章 他者をめぐる集団的認識 ― 「聖者」発生の社会的・認識的メカニズム
第6章 他者をめぐる物語世界 ― 民話のコスモロジー
第7章 他者をめぐる文化的認識 ― アラブ・イスラム社会の異人論
おわりに ― 「人肉 ― ポンド」モティーフの文化認識論的分析にむけて