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2017.04.01
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2017.04.01
ベンヤミンの迷宮都市
都市のモダニティと陶酔経験
遊歩者が街路に迷い、陶酔するとき、抑圧された都市が、無気味な〈迷宮〉として回帰する。ベンヤミンのテクストの再解釈を通じて、「観察者」と「陶酔者」のはざまに、精神分析と都市論の理論的接合を試みる。第16回橋本峰雄賞に輝いた意欲作。
序論 観察者から陶酔者へ ― 遊歩者と都市のモダニティ
I 都市・テクスト・迷宮 ― ベンヤミンの都市論的テクスト
II 陶酔・夢・無意識 ― フロイトとベンヤミンをつなぐ継承線
III 街路名の理論のために ― ベンヤミンにおける言語・記憶・都市
IV 〈ガス灯〉の神話学 ― 過渡期の技術をめぐるアウラとノスタルジー
V 人形の街 ― 商品フェティシズム論のフロイト的読解
VI 〈迷宮〉の解読 ― 痕跡・古代神話・致死的反復
付論1 視覚性と陶酔
付論2 ベンヤミンの都市論の諸特性
付論3 『パサージュ論』の主要論点
付論4 表象の空間
付論5 「都市を歩く」再考
I 都市・テクスト・迷宮 ― ベンヤミンの都市論的テクスト
II 陶酔・夢・無意識 ― フロイトとベンヤミンをつなぐ継承線
III 街路名の理論のために ― ベンヤミンにおける言語・記憶・都市
IV 〈ガス灯〉の神話学 ― 過渡期の技術をめぐるアウラとノスタルジー
V 人形の街 ― 商品フェティシズム論のフロイト的読解
VI 〈迷宮〉の解読 ― 痕跡・古代神話・致死的反復
付論1 視覚性と陶酔
付論2 ベンヤミンの都市論の諸特性
付論3 『パサージュ論』の主要論点
付論4 表象の空間
付論5 「都市を歩く」再考