アメリカ研究の理論と実践

多民族社会における文化のポリティクス

アメリカ研究の理論と実践
著者 佐々木 隆 監修
和泉 真澄 編著
趙 無名 編著
ジャンル 社会
出版年月日 2007/03/20
ISBN 9784790712527
判型・ページ数 4-6・272ページ
定価 2,420円(本体2,200円)
在庫 在庫僅少

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アメリカの歴史と文化の接点を創造的かつ批判的に探求するアメリカン・スタディーズ。その変遷と今後の発展の方向性に光をあて、身近な材料にひそむ、アメリカ文化のより深い理解へのヒントを示す ― ディシプリンとしてのアメリカ文化研究。
まえがき アメリカン・スタディーズとは?[和泉真澄]
序論I 文化とは?[趙無名]
序論II アメリカン・スタディーズにおける文化の意義
 [フレッド・ネイディス(和泉真澄訳)]
序論III アメリカ社会の周縁における文化ポリティクス
 [ブライアン・M・ハヤシ(和泉真澄訳)]

第1章 
 文化ポリティクスの解読
 【実践編】「南部淑女」、それとも「ふしだら女」? ― ブリトニーを解読する
 [ギャヴィン・J・キャンベル(鳥居祐介訳)]

第2章 
 ヘゲモニーと抵抗のポリティクス
 【実践編】カフェ・ソサエティのポリティクス
 [デーヴィッド・W・ストウ(石原 剛訳)]

第3章
 アイデンティティ・ポリティクス
 【実践編】「女性の時代の出発点に立って」
 ― 黒人フェミニスト理論におけるリンチ、帝国、セクシュアリティ
 [ヘーゼル・V・カービー(坂下史子訳)]

第4章
 国民国家像への挑戦
 【実践編】二文化主義の問題
 ― 第二次世界大戦前の日系アメリカ人の祭りとアイデンティティ
 [ロン・クラシゲ(和泉真澄訳)]

第5章
 国外への視線、国外からの視線
 【実践編】非行少年、それとも民主化のヒーロー?
 ― 戦後日本(1945-1950年)における『ハック・フィン』と
 『トム・ソーヤ』の子ども向け翻訳について[石原 剛]

あとがき[佐々木 隆]

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