ひきこもりの社会学

ひきこもりの社会学
著者 井出 草平
ジャンル 社会
シリーズ 世界思想ゼミナール
出版年月日 2007/09/01
ISBN 9784790712770
判型・ページ数 4-6・256ページ
定価 1,980円(本体1,800円)
在庫 品切れ・重版未定

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今や数十万規模で存在するとみられる「ひきこもり」。そこに至るプロセスには、ひとつの共通項がある。経験者への丹念なインタビューと、不登校・ニートの考察を通して、その実態と原因を解明する。人はどのように「ひきこもり」に至るのか。
第1章 経験者からの聞き取り
第2章 「ひきこもり」とは何か
 1 「ひきこもり」の諸定義/2 不登校/3 ニート/4 「ひきこもり」の3つの社会的性質/5 「ひきこもり」の固有性/6 「ひきこもり」と逸脱

第3章 「ひきこもり」の分析と定義
 1 「ひきこもり」はどのように捉えられてきたか/2 社会的行為の喪失点/3 高卒を境とした様相の異なり
 
第4章 高卒以前の「ひきこもり」
 1 高卒以前の「ひきこもり」/2 中学・高校への不適応
 
第5章 大学での「ひきこもり」
 1 大学での「ひきこもり」/2 ユニバーシティ・ブルー/3 中学・高校への適応
第6章 逸脱の恩寵と報い
 1 規範的でない生徒たち/2 極値ではない中間値としての普通さ
 
終 章 結  語
 1 逸脱しないというところから生まれる逸脱/2 社会問題としての「ひきこもり」

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