模倣から「科学大国」へ
19世紀ドイツにおける科学と技術の社会史
発明と特許の先願主義、コモンズ、初の国立研究所、CSRの萌芽カール・ツァイス。国をあげた「模倣」による工業化、研究所など科学の組織化を通して世界一の「科学大国」へ。その過程を詳らかにし、世界の科学史研究にも一石を投じる意欲作。
はじめに
序章 19世紀科学と技術の社会史の課題
第I部 模倣と自立
第1章 ボイトとプロイセン産業助成協会の設立
第2章 模倣 ― プロイセン王国の技術導入
第3章 懸賞問題 ― 自立への模索
第II部 転回点
第4章 新産業・新協会・新科学
第5章 リューローと産業助成協会の新展開
第6章 品質問題と試験研究所の成立
第III部 科学大国への道
第7章 科学装置万国博覧会と科学器具学,専門協会
第8章 企業と研究所
第9章 帝国物理技術研究所の設立
終章 結論
おわりに/註と文献/索引
序章 19世紀科学と技術の社会史の課題
第I部 模倣と自立
第1章 ボイトとプロイセン産業助成協会の設立
第2章 模倣 ― プロイセン王国の技術導入
第3章 懸賞問題 ― 自立への模索
第II部 転回点
第4章 新産業・新協会・新科学
第5章 リューローと産業助成協会の新展開
第6章 品質問題と試験研究所の成立
第III部 科学大国への道
第7章 科学装置万国博覧会と科学器具学,専門協会
第8章 企業と研究所
第9章 帝国物理技術研究所の設立
終章 結論
おわりに/註と文献/索引