保健医療福祉における対人支援の問題の、生成論、変容論、そして実践過程の効果測定法の体系化を試みる。特に理論的な枠組みに基づく実践過程の分析は、これまでのヒューマンサービスに新たな研究領域を切り開く理論的・実践的成果である。
はじめに
●第1部 理論編
第1章 症状生成論
第2章 症状変容論
第3章 変容技法と効果測定法
●第2部 実践編
第4章 妄想的現実生成への対抗戦略
第5章 疾患言説の拘束力への対抗戦略
第6章 疾患のメタ言説への対抗戦略
第7章 解決行為の悪循環過程への対抗戦略
おわりに
索引