知識と実在
心と世界についての分析哲学
「心は世界をどう見るか」 ― 世界という実在、そのなかで生きるわれわれの心、言語、価値、そしてこれらについてのわれわれの知識(科学)。哲学の永遠の諸テーマをめぐって分析哲学の立場から鋭く切り込んだ、本格的哲学論集である。
まえがき(中才敏郎)
■I 科学
1 活動実在論の擁護 ― 光速度の測定に即して ― (出口康夫)
2 科学と常識 ― ソーゼイン・タ・パイノメナ ― (中才敏郎)
■II 言語
1 言語の意義から実在へ(飯田賢一)
2 ウィトゲンシュタインの感覚所与説批判(中谷隆雄)
■III 心
1 推理する本能,または行動から見た理性(伊勢俊彦)
2 物理主義と心的因果 ― キム説再考 ― (美濃 正)
■IV 価値
1 自然主義的誤謬と「である‐べきである」問題(石川 徹)
2 カントの自由意志論再考(土屋盛茂)
■V エピローグ
道徳成立の背景 ― われわれはなぜ道徳的か ― (神野慧一郎)
あとがき(美濃 正)
人名索引/事項索引
■I 科学
1 活動実在論の擁護 ― 光速度の測定に即して ― (出口康夫)
2 科学と常識 ― ソーゼイン・タ・パイノメナ ― (中才敏郎)
■II 言語
1 言語の意義から実在へ(飯田賢一)
2 ウィトゲンシュタインの感覚所与説批判(中谷隆雄)
■III 心
1 推理する本能,または行動から見た理性(伊勢俊彦)
2 物理主義と心的因果 ― キム説再考 ― (美濃 正)
■IV 価値
1 自然主義的誤謬と「である‐べきである」問題(石川 徹)
2 カントの自由意志論再考(土屋盛茂)
■V エピローグ
道徳成立の背景 ― われわれはなぜ道徳的か ― (神野慧一郎)
あとがき(美濃 正)
人名索引/事項索引