戦後新興紙とGHQ

新聞用紙をめぐる攻防

戦後新興紙とGHQ
著者 井川 充雄
ジャンル メディア・マスコミ
出版年月日 2008/11/05
ISBN 9784790713685
判型・ページ数 A5・326ページ
定価 3,520円(本体3,200円)
在庫 在庫あり

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戦後日本における新聞用紙割当制度の成立と実体および新興紙の盛衰に着目しつつ、GHQ内部の問題、日本政府とGHQの関係、新聞の対応といった諸点から、占領史研究全般に関わる論点についても論及した労作。
序 問題の所在 

■第Ⅰ部 新聞用紙をめぐる政治力学 ─ 用紙割当制度と新興紙
 第1章 戦後の新聞用紙割当制度の創設
 第2章 新聞用紙の割当制度をめぐる政治力学
 第3章 新興紙の叢生と全国紙
 第4章 用紙割当制度の矛盾の顕在化
 第5章 「新聞に関する世論調査」の実施
 第6章 購読調整の実施とその影響

■第Ⅱ部 戦後新興紙の盛衰 ─ 『中京新聞』の事例
 第7章 『中京新聞』の創刊
 第8章 中京新聞社の経営
 第9章 『中京新聞』の最期

■第Ⅲ部 占領政策としての用紙割当制度
 第10章 『アカハタ』と用紙割当
 第11章 用紙統制撤廃をめぐる政治過程
 第12章 日本出版協会の事業者団体法違反事件
 終 章 結論と今後の課題

付表A 新聞用紙生産量などの推移
付表B 購読調整の結果と割当の変更
付表C 中京新聞社 損益計算書
付表D 中京新聞社 貸借対照表(その1)
付表E 中京新聞社 貸借対照表(その2)

 参考文献
 あとがき
 索引

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