旧約聖書を学ぶ人のために

旧約聖書を学ぶ人のために
著者 並木 浩一
荒井 章三
ジャンル 哲学・思想・宗教
テキスト > 哲学・思想・宗教
シリーズ 学ぶ人のために
出版年月日 2012/02/20
ISBN 9784790715566
判型・ページ数 4-6・356ページ
定価 2,530円(本体2,300円)
在庫 品切れ・重版未定

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古代イスラエルの人々が神と世界、民族、人間について内省しつつ執筆した旧約聖書。その特色ある歴史観、律法、詩文、預言などの中心的メッセージを、テーマ別に深く掘り下げ明快に解説する。旧約学研究の現在をも紹介するユニークな入門書。
I 旧約聖書へのアプローチ ― その成立・展開と風土

 第一章 旧約聖書とは何か(荒井章三)
 第二章 旧約聖書の世界(月本昭男)

II 旧約聖書は歴史をどう描いているか

 第一章 民の選びの歴史(大住雄一)
 第二章 試 練 と 摂 理(小友 聡)
 第三章 終わり・黙示・メシア
       ― 終末論の諸態と批判的展望(関根清三)

III 旧約聖書は人間をどう見ているか

 第一章 人と人との関わり
  第一節 男 と 女(勝村弘也)
  第二節 親 と 子(勝村弘也)
  第三節 友情・兄弟(佐々木哲夫)
  第四節 隣人・外国人・敵(佐々木哲夫)
 第二章 人と神との関わり
  第一節 罪の赦しに生きる人
        ― 原初史の人間像(並木浩一)
  第二節 神に問う人
        ― 神義論的問いを深めた人々(並木浩一)
  第三節 神を讃美する人 ― 「詩編」(飯  謙)

IV 旧約聖書は現実をどう捉えているか

 第一章 自然と人間(山我哲雄)
 第二章 契約と法(鈴木佳秀)
 第三章 預言者の現実批判(大島 力)
 第四章 戦争と平和 ― 聖戦(鈴木佳秀)

V 旧約聖書研究史・文献紹介(山我哲雄)

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