カントを学ぶ人のために
今日、カント研究は欧米や東アジア文化圏で新たな展開を見せている。カントの理論哲学、実践哲学、美学、目的論、政治哲学、法哲学、歴史哲学、宗教論、人間学等と諸科学や現代哲学との対話・対決を通してその歴史的・現代的意義を探る意欲作。
まえがき(牧野英二)
凡例
I カントの生涯と著作
カントの生涯と著作(牧野英二)
II カントの哲学思想
第一章 批判哲学とは何か(有福孝岳)
第二章 理論哲学 ― 認識と存在の問題
第一節 空間と時間(田山令史)
第二節 認識能力の働き(桝矢桂一)
第三節 カテゴリーの問題(山下和也)
第四節 図式論と原則論
― ものの現存在(Dasein)との関わり(井上義彦)
第五節 物自体・対象・実在(牧野英二)
第六節 理性と無制約者
― 理論理性から実践理性へ(福谷 茂)
第七節 自然科学の形而上学的原理(犬竹正幸)
第三章 実践哲学 ― 道徳と宗教の問題
第一節 自由の問題(大橋容一郎)
第二節 善意志の倫理学(有福孝岳)
第三節 定言命法とはなにか(竹山重光)
第四節 最高善の問題 ― 道徳から宗教へ(山本精一)
第五節 根本悪の問題(佐竹昭臣)
第四章 芸術哲学と目的論 ― 美と合目的性の問題
第一節 反省的判断力と合目的性の原理(円谷裕二)
第二節 美的判断と趣味の問題(門屋秀一)
第三節 共通感覚 ― 感性と社会をつなぐもの(長野順子)
第四節 目的論と生命の問題(望月俊孝)
第五章 カントの歴史哲学(佐藤慶太)
第六章 法と政治の原理(樽井正義/石田京子)
第七章 人 間 学 ― 道徳哲学との関係を中心に(八幡英幸)
III カントと現代
第一章 応用倫理学に召喚されるカント(御子柴善之)
第二章 カントの永遠平和論と現代の世界(寺田俊郎)
カント年表(内田浩明/桝矢桂一)
あとがき(有福孝岳)
●人名・書名・作品名索引
《コラム》
①批判の可能性を考える(舟場保之)
②時間とは何か(植村恒一郎)
③哲学史上の反復説?
― 「カントの自然観」という壮大な物語(宮島光志)
④カントと悪(宮﨑裕助)
⑤『判断力批判』の逆説性
― カントの芸術観の一面(下野正俊)
⑥啓蒙と歴史(石川 求)
⑦カントとアーレント(田中綾乃)
⑧カントの人間観(小野原雅夫)
⑨カントと脳神経倫理(加藤泰史)
凡例
I カントの生涯と著作
カントの生涯と著作(牧野英二)
II カントの哲学思想
第一章 批判哲学とは何か(有福孝岳)
第二章 理論哲学 ― 認識と存在の問題
第一節 空間と時間(田山令史)
第二節 認識能力の働き(桝矢桂一)
第三節 カテゴリーの問題(山下和也)
第四節 図式論と原則論
― ものの現存在(Dasein)との関わり(井上義彦)
第五節 物自体・対象・実在(牧野英二)
第六節 理性と無制約者
― 理論理性から実践理性へ(福谷 茂)
第七節 自然科学の形而上学的原理(犬竹正幸)
第三章 実践哲学 ― 道徳と宗教の問題
第一節 自由の問題(大橋容一郎)
第二節 善意志の倫理学(有福孝岳)
第三節 定言命法とはなにか(竹山重光)
第四節 最高善の問題 ― 道徳から宗教へ(山本精一)
第五節 根本悪の問題(佐竹昭臣)
第四章 芸術哲学と目的論 ― 美と合目的性の問題
第一節 反省的判断力と合目的性の原理(円谷裕二)
第二節 美的判断と趣味の問題(門屋秀一)
第三節 共通感覚 ― 感性と社会をつなぐもの(長野順子)
第四節 目的論と生命の問題(望月俊孝)
第五章 カントの歴史哲学(佐藤慶太)
第六章 法と政治の原理(樽井正義/石田京子)
第七章 人 間 学 ― 道徳哲学との関係を中心に(八幡英幸)
III カントと現代
第一章 応用倫理学に召喚されるカント(御子柴善之)
第二章 カントの永遠平和論と現代の世界(寺田俊郎)
カント年表(内田浩明/桝矢桂一)
あとがき(有福孝岳)
●人名・書名・作品名索引
《コラム》
①批判の可能性を考える(舟場保之)
②時間とは何か(植村恒一郎)
③哲学史上の反復説?
― 「カントの自然観」という壮大な物語(宮島光志)
④カントと悪(宮﨑裕助)
⑤『判断力批判』の逆説性
― カントの芸術観の一面(下野正俊)
⑥啓蒙と歴史(石川 求)
⑦カントとアーレント(田中綾乃)
⑧カントの人間観(小野原雅夫)
⑨カントと脳神経倫理(加藤泰史)
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