ポストモラトリアム時代の若者たち
社会的排除を超えて
ひきこもり、ニート、腐女子……ポスト近代社会を生きる若者たちに起こっているのは何か? 彼らの心の構造と彼らを取り巻く社会の変動を同時に分析し、心と社会のつなぎめで起こっている問題の核心に迫る。失われたモラトリアムを求める旅。
序 失われたモラトリアムを求めて
第Ⅰ部 モラトリアムからポストモラトリアムへ
第一章 戦後「青年期」の履歴 ― モラトリアム人間の不良債権化
第二章 ポストモラトリアムの時代 ― リスク管理に忙殺される若者たち
第Ⅱ部 若者たちのメンタリティ
第三章 スティグマ化とトラウマ化 ― ひきこもる若者たち
第四章 孤立化からの回復 ― ミーティングで変わる若者たち
第五章 方法としての「腐女子」 ― オタク女子のメンタリティ
第Ⅲ部 若者たちと社会
第六章 「物語なき物語」を生きる ― モラトリアムの時間的変容
終 章 ポストモラトリアムのゆくえ
注
ブックガイド
あとがき
第Ⅰ部 モラトリアムからポストモラトリアムへ
第一章 戦後「青年期」の履歴 ― モラトリアム人間の不良債権化
第二章 ポストモラトリアムの時代 ― リスク管理に忙殺される若者たち
第Ⅱ部 若者たちのメンタリティ
第三章 スティグマ化とトラウマ化 ― ひきこもる若者たち
第四章 孤立化からの回復 ― ミーティングで変わる若者たち
第五章 方法としての「腐女子」 ― オタク女子のメンタリティ
第Ⅲ部 若者たちと社会
第六章 「物語なき物語」を生きる ― モラトリアムの時間的変容
終 章 ポストモラトリアムのゆくえ
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