新プラトン主義を学ぶ人のために
三世紀から六世紀にかけて多彩な「プラトン主義者たち」によって展開されたネオプラトニズム。古代最高かつ最後の形而上学であり、西洋神秘主義思想の源流ともなっているその思想の概要を、充実したコラム15編を織り込みつつ詳しく解説する。
第1章 新プラトン主義のアウトライン(水地宗明)
【展開】α プラトン哲学の徹底と逸脱(納富信留)
第2章 アンモニオス・サッカス(大内和正)
【展開】β 古典サーンキヤの世界創造の構図(齋藤直樹)
第3章 プロティノス
第1節 生涯と著作(水地宗明)
第2節 一者(水地宗明)
第3節 知性原理(山口義久)
第4節 魂、物体(田子多津子)
【展開】γ 西田哲学(板橋勇仁)
第4章 ポルフュリオス(山田道夫)
【展開】δ ストア哲学(近藤智彦)
第5章 イアンブリコス(堀江聡)
【展開】ε アリストテレス註解と新プラトン主義(中畑正志)
第6章 プロクロス(堀江 聡・西村洋平)
【展開】ζ アレクサンドリアのアンモニオス(水落健治)
第7章 ダマスキオス(國方栄二)
【展開】η シンプリキオス(西村洋平)
【展開】θ フィロポノス(中村公博)
第8章 中世
第1節 アウグスティヌス
A 新プラトン主義との出会いをめぐって(松﨑一平)
B 新プラトン主義とキリスト教創造論(河野一典)
【展開】ι カッパドキア教父(土橋茂樹)
第2節 ディオニュシオス・アレオパギテース(熊田陽一郎)
【展開】κ ビザンツ正教思想における新プラトン主義(袴田玲)
【展開】λ サン・ドニ修道院長シュジェールの美と光(高野禎子)
【展開】μ トマス・アクィナスとイデア論(小浜善信)
第3節 エックハルト――始原への探求(山崎達也)
第9章 近世から現代まで
第1節 ルネサンス(加藤守通)
【展開】ν 近世のスペイン神秘主義(鶴岡賀雄)
【展開】ξ フィヒテ、シェリング(伊藤 功)
第2節 ヘーゲルから現代へ――ヘーゲル『哲学史講義』新版「新プラトン主義哲学」の章に即して(山口誠一)
【展開】ο レヴィナス、デリダ(小手川正二郎)
新プラトン主義関連略年表(金澤修/作成)
あとがき(山口義久)
○人名・著作名索引
○新プラトン主義関連地図(金澤修/作成)
【展開】α プラトン哲学の徹底と逸脱(納富信留)
第2章 アンモニオス・サッカス(大内和正)
【展開】β 古典サーンキヤの世界創造の構図(齋藤直樹)
第3章 プロティノス
第1節 生涯と著作(水地宗明)
第2節 一者(水地宗明)
第3節 知性原理(山口義久)
第4節 魂、物体(田子多津子)
【展開】γ 西田哲学(板橋勇仁)
第4章 ポルフュリオス(山田道夫)
【展開】δ ストア哲学(近藤智彦)
第5章 イアンブリコス(堀江聡)
【展開】ε アリストテレス註解と新プラトン主義(中畑正志)
第6章 プロクロス(堀江 聡・西村洋平)
【展開】ζ アレクサンドリアのアンモニオス(水落健治)
第7章 ダマスキオス(國方栄二)
【展開】η シンプリキオス(西村洋平)
【展開】θ フィロポノス(中村公博)
第8章 中世
第1節 アウグスティヌス
A 新プラトン主義との出会いをめぐって(松﨑一平)
B 新プラトン主義とキリスト教創造論(河野一典)
【展開】ι カッパドキア教父(土橋茂樹)
第2節 ディオニュシオス・アレオパギテース(熊田陽一郎)
【展開】κ ビザンツ正教思想における新プラトン主義(袴田玲)
【展開】λ サン・ドニ修道院長シュジェールの美と光(高野禎子)
【展開】μ トマス・アクィナスとイデア論(小浜善信)
第3節 エックハルト――始原への探求(山崎達也)
第9章 近世から現代まで
第1節 ルネサンス(加藤守通)
【展開】ν 近世のスペイン神秘主義(鶴岡賀雄)
【展開】ξ フィヒテ、シェリング(伊藤 功)
第2節 ヘーゲルから現代へ――ヘーゲル『哲学史講義』新版「新プラトン主義哲学」の章に即して(山口誠一)
【展開】ο レヴィナス、デリダ(小手川正二郎)
新プラトン主義関連略年表(金澤修/作成)
あとがき(山口義久)
○人名・著作名索引
○新プラトン主義関連地図(金澤修/作成)