ストリートの歌

現代アフリカの若者文化

ストリートの歌
著者 鈴木 裕之
ジャンル 人類学・民俗学
出版年月日 2000/03/20
ISBN 9784790708070
判型・ページ数 4-6・248ページ
定価 2,090円(本体1,900円)
在庫 在庫あり

この本に関するお問い合わせ・感想

学校や家庭から落ちこぼれ、ストリートに降り立った俺たち。世間からは不良だと言われている。だが聞いてほしい、俺たちの歌を。見てほしい、俺たちの生き方を。ストリート・ボーイと暮らした気鋭が、西アフリカの大都市アビジャンを活写する。
2000年度 第17回渋沢クローデル賞現代フランス・エッセー賞受賞作品。
はじめに ― ストリートへのいざない
I アビジャンのストリート・ボーイ
 第1章 ストリートに生きる
  1 〈ヌゥシ〉と呼ばれる若者たち/2 〈ヌゥシ〉対〈血の兄弟〉
 第2章 アビジャンのゲットーから
  1 アビジャン形成史/2 ゲットーからの視点
 第3章 アスファルトを駆けめぐる
  1 なぜストリート・ボーイになるのか?/2 客引きから犯罪まで
II ストリートのコミュニケーション
 第4章 共通語としてのスラング
  1 多言語社会のなかで/2 ストリートの価値世界
 第5章 身体技法からストリート・ダンスへ
  1 ストリートの主〈ルバ〉/2 自己主張する身体
III ストリート音楽
 第6章 俺たちの歌を求めて
  1 はじめてのストリート音楽 ― レゲエ/2 新たなるモード ― ラップ
 第7章 ショウ・ビジネスは強欲漢
  1 メディア都市=アビジャン/2 ショウ・ビジネスは無情の世界
  3 除け者たちの逆襲
あとがき/参考文献/参考CD

シェアする

このエントリーをはてなブックマークに追加

関連書籍

同じジャンルの商品