医療社会学のフロンティア

現代医療と社会

医療社会学のフロンティア
著者 黒田 浩一郎
ジャンル 社会
シリーズ 世界思想ゼミナール
出版年月日 2001/03/10
ISBN 9784790708636
判型・ページ数 4-6・256ページ
定価 2,090円(本体1,900円)
在庫 絶版

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病気とは何か。医療とは何か。健康とはいったい何なのか。患者団体、NICU(新生児集中治療室)、更年期等を含む最新の研究動向を踏まえて、社会学の眼で現代医療を徹底的に見つめなおし、社会学からの医療研究の意義と可能性を追求する。
まえがき
第I部 医療社会学の視座
 第1章 医療社会学の前提 (黒田浩一郎)
 第2章 史的システムとしての近代医療 (美馬達哉)
第II部 科学・専門職・国家
 第3章 抗生物質という神話 (佐藤純一)
 第4章 医師とソーシャルワーカーの専門職化 (三島亜紀子)
   ― A・フレクスナーの及ぼした影響を中心に
 第5章 衛生行政政策の社会的機能 (小野尚香)
   ― 明治初期京都府による塵芥処理政策を事例として
第III部 患者・新生児・女性・農村
 第6章 現代日本における患者団体の機能 (的場智子)
 第7章 NICU(新生児集中治療室)の社会学 (梅澤陽子)
 第8章 「更年期」 (山本祥子)
   ― 医療化された女性の中高年期
 第9章 メディアで語られる健康 (馬込武志)
   ― 沢内村の語りの構図
索 引

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