非行のリアリティ

「普通」の男子の生きづらさ

非行のリアリティ
著者 大村 英昭
ジャンル 社会
出版年月日 2002/05/20
ISBN 9784790709343
判型・ページ数 4-6・250ページ
定価 2,200円(本体2,000円)
在庫 在庫あり

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非行をめぐっての近年のマスコミ論調や世論における思い込みを、著者一流のみごとなデータの解読と明晰な分析によって撃ち、引きこもりや不登校等の背後にひそむ問題を喝破する。二十余年にわたるロングセラー『非行の社会学』の全面改訂版。
I 非行のリアリティ
 1犯罪データの解読
 2非行のレッテル・秀才のレッテル
 3“不満”のアノミーと“不安”のアノミー
 4未練と演技
 5コミュニケーションの病い
II 非行の理論 ― フーコー、レイン、ゴフマン
 1非行とは何か
 2逸脱行動としての非行
 3感情制度と権力 ― 〈非行=演技〉論のために
 4演じる子どもと観るおとな
III 非行・犯罪をめぐるオンリー・イエスタディ
 1非行「仲間集団」論
 2時評(エッセー)
 3劇場犯罪の出現 ― グリコ・森永事件にみる多層なリアリティ
終章 戸惑う男たち ― 「普通」の男子の生きづらさ

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