ボディー・ポリティクス

女と科学言説

ボディー・ポリティクス
著者 M.ジャコーバス
E.F.ケラー
S.シャトルワース
田間 泰子 監訳
美馬 達哉 監訳
山本 祥子 監訳
ジャンル ジェンダー
シリーズ 世界思想ゼミナール
出版年月日 2003/04/10
ISBN 9784790709879
判型・ページ数 4-6・340ページ
定価 2,530円(本体2,300円)
在庫 在庫僅少

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女性の身体について西洋近代科学(特に医学)がつくりだした言説、それら科学的言説と産業資本主義や白人中産階級など社会経済的要因との密接な関係、そしてその実際的な効果を明らかにする、西洋近代科学の権力の力学についてのエッセイ集。
●凡例  ●謝辞  ●まえがき

第1章 括弧のなか ― 無原罪の宿りと女性の欲望[メアリー・ジャコーバス]
第2章 身体を語ること ― ヴィクトリア中期における女性の欲望の構築[メアリー・プーヴィー]
第3章 女性の循環 ― ヴィクトリア中期における医学言説と大衆広告[サリー・シャトルワース]
第4章 科学と女の身体 ― 人類学的知識の形態[エミリー・マーチン]
第5章 痩身読解[スーザン・ボルド]
第6章 フェミニズム、医療、出産の意味[ポーラ・A・トライークラー]
第7章 霊長類メス=女性の進化ポートフォリオの投資戦略[ダナ・ハラウェイ]
第8章 テクノフィリア ― テクノロジー、表象、女性なるもの(the Feminine)[メアリー・アン・ドウン]
第9章 生命の秘密から死の秘密へ[エヴリン・フォックス・ケラー]

解説[田間泰子]
●訳者あとがき  ●索引

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