戦後日本のなかの「戦争」

戦後日本のなかの「戦争」
著者 中 久郎
ジャンル 社会
出版年月日 2004/02/20
ISBN 9784790710349
判型・ページ数 A5・364ページ
定価 3,080円(本体2,800円)
在庫 在庫あり

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「人間にとって戦争とは何か」 ― 戦後の「平和」な日本社会にあって、様々に語り継がれ想起もされ、また体験の思想化や文学化などによって戦後の社会のなかに持続されてきた「戦争」を社会学の視座から問い直したユニークな論集。
第1章 戦後「平和」のなかの「戦争」
第2章 戦没者の手記分析についての一考察 ― 森岡清美『決死の世代と遺書』をめぐって
第3章 鎮められない戦争の記憶
第4章 被爆地広島における寺院の役割
第5章 実業家文化の戦前・戦後
第6章 公衆衛生の危機管理 ― 保健所の変遷
第7章 戦後男の子文化のなかの「戦争」
第8章 一九六〇年代少年週刊誌における「戦争」 ― 「少年マガジン」の事例
第9章 自衛隊PKOの社会学 ― 国際貢献任務拡大のゆくえと派遣ストレス
第10章 「満洲国」の現実と理想 ― 崩壊時の体験
第11章 「満洲移民」の問いかけるもの
第12章 統一ドイツのナショナル・アイデンティティ形成 ― ホロコースト慰霊碑論争にみる戦争の記憶

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