『貨幣の哲学』という作品

ジンメルの価値世界

『貨幣の哲学』という作品
著者 岩崎 信彦
廳 茂
ジャンル 社会
シリーズ 世界思想ゼミナール
出版年月日 2006/03/10
ISBN 9784790711704
判型・ページ数 4-6・304ページ
定価 2,530円(本体2,300円)
在庫 在庫僅少

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天性の重層的・複眼的視点による自在な語り口により、極めて難解、そして真に深い思想的含蓄をもつとされる『貨幣の哲学』の解説という難業に、思想史的及び受容史的コンテクスト論を組み入れ取り組んだ、現代ジンメル研究者による貴重な成果。
はじめに

I 『貨幣の哲学』の位置
第1章 G・ジンメルにおける『貨幣の哲学』[居安 正]
第2章 ジンメル『貨幣の哲学』の成立過程[向井 守]

II 『貨幣の哲学』を読む
『貨幣の哲学』序言[向井 守]
第3章 価値と貨幣 ― 『貨幣の哲学』第一章[向井 守]
第4章 貨幣の実体価値 ― 『貨幣の哲学』第二章[岩崎信彦]
第5章 目的系列における貨幣 ― 『貨幣の哲学』第三章[廳 茂]
第6章 個人的な自由 ― 『貨幣の哲学』第四章[浜 日出夫]
第7章 人格的価値の貨幣等価物 ― 『貨幣の哲学』第五章[岩崎信彦]
第8章 生活の様式 ― 『貨幣の哲学』第六章[居安 正]

III 『貨幣の哲学』の評価
第9章 『貨幣の哲学』の読まれかた[廳 茂]
第10章 日本における『貨幣の哲学』[岸川富士夫]

索引
執筆者紹介

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