子ども・学校・社会

教育と文化の社会学

子ども・学校・社会
著者 稲垣 恭子
ジャンル 教育
出版年月日 2006/12/20
ISBN 9784790712237
判型・ページ数 4-6・320ページ
定価 2,420円(本体2,200円)
在庫 在庫あり

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「教育」「社会化」の多様化・個別化のなかで、「大人になること」の意味も変貌をとげつつある。「子ども」や「教育」をめぐる共通の前提が見えにくくなりつつある現代の様々な教育現象について、新たな解読の可能性をあらゆる形で提示する。
まえがき

●第I部 子ども・感情・歴史
 第1章 近代家族と家族感情[デビッド・ノッター]
 第2章 子どものイメージと教育[細辻恵子]
 第3章 リスペクタビリティと教育[佐藤八寿子]
 第4章 「自己」のゆくえ ― ジンメル・エリアス・ベック[薄葉毅史]

●第II部 学校・若者・文化
 第1章 受験生の世界[保田その]
 第2章 学生文化における第一世代問題[井上義和]
 第3章 読書する少女たち ― 「女学生文化」の水脈[稲垣恭子]
 第4章 「かわいいおばあちゃん」[小原一馬]
 第5章 学校問題と逸脱 ― ポスト学校化社会と管理社会論[石飛和彦]

●第III部 教育・社会・システム
 第1章 教育システムの構造[保田卓]
 第2章 モダン・アートシーンにおけるアメリカ大学
        ― 美術と美術教育の制度化[山口健二]
 第3章 国際化と教育
        ― 留学現象へのマクロ社会学的アプローチ[河合淳子]
 第4章 ポスト・フォーディズム時代のライフコースと教育[岩井八郎]

■コラム 子どもらの心(魂)の行く末[大村英昭]
     一五歳のこだわり[竹内洋]
     教育の哀しみ[井上俊]

あとがき
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