ヒューマンサービス調査法を学ぶ人のために

ヒューマンサービス調査法を学ぶ人のために
著者 加茂 陽
中谷 隆
ジャンル 社会
テキスト > 社会
シリーズ 学ぶ人のために
出版年月日 2008/10/20
ISBN 9784790713654
判型・ページ数 4-6・352ページ
定価 2,530円(本体2,300円)
在庫 絶版

この本に関するお問い合わせ・感想

献本のお申込

保健医療福祉での調査法としては未開拓の対人関係の問題生成の力学とその変容力学の測定法を提示し、一方で洗練された実証的デザインを紹介した。本書は理論性と具体性を重視した新しい視点のヒューマンサービス調査法の入門書である。
はじめに  (加茂 陽)

第1章 ヒューマンサービスにおける効果測定法の素描(加茂 陽)
 1.議論の概略
 2.効果測定の用件
 3.効果測定論をめぐる論点
 4.効果測定のパラダイム
 5.「相互作用過程のカテゴリー」による測定の実際
 6.地域社会における支援とその効果測定法
 7.新たな支援法の効果測定パラダイム

第2章 社会構成主義的効果測定論(大下由美・加茂 陽)
 1.はじめに
 2.基本的枠組み
 3.変容技法と効果測定法
 4.問題の測定と変容の測定
 5.おわりに

第3章 社会構成主義的効果測定法の実際(大下由美)
 1.はじめに
 2.効果測定法の枠組み
 3.社会構成主義的支援過程の測定法の実際
 5.おわりに

第4章 実証的効果研究論(細羽竜也)
 1.エビデンスにもとづいた実践 ― 実証的効果研究の重要性 ―
 2.アセスメントのための基礎的知識 ― データサンプリング ―
 3.多標本実験計画法
 4.単一事例実験計画法(シングルケースデザイン)
 5.本章の総括

第5章 家族,地域調査の方法
 1.質問紙調査法とデータ解析について(中谷 隆)
 2.地域組織化とその調査法(大下由美)
 3.地域精神保健調査法 ― 居宅介護サービス利用と適応レベルとの関係性調査の枠組み ― (川本和司)
 4.生活ニーズ調査法(越智あゆみ)

第6章 研究法 ― 課題と展望 ― (中谷 隆)
 1.定量的アプローチによる効果検証
 2.定性的アプローチによる効果検証
 3.質的方法の一般的特徴
 4.EBMにおける質的方法の意義
 5.最後に ― 研究とは ―

あとがき  (中谷 隆)
索引/執筆者紹介

シェアする

このエントリーをはてなブックマークに追加

関連書籍

同じジャンルの商品