人生時間割の社会学

人生時間割の社会学
著者 今津 孝次郎
ジャンル 社会
出版年月日 2008/12/05
ISBN 9784790713784
判型・ページ数 4-6・374ページ
定価 3,080円(本体2,800円)
在庫 在庫僅少

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社会学的見地から、「時間」をめぐる「個人」と「社会」の相関関係を考察し、現代人のライフサイクルやライフコースの捉え方を再検討する。世界に先駆けて超高齢社会に突入したわが国から、新たな問題提起を目指す意欲作。
■第I部 人生時間割への社会学的視点
序 章 人生時間割と社会化
1 人生時間割/2 人生時間の量と質/3 社会化/4 社会化研究の到達点/5 社会化研究の課題

第一章 時間と社会  39
1 時間の認識/2 時間社会学/3 時間の比較研究

第二章 人生の区切りと人生儀礼
1 年齢の社会的意味/2 時間の区切りと通過儀礼/3 人生儀礼

第三章 ライフステージ・ライフサイクル・ライフコース
1 ライフステージ/2 エリクソンの発達段階における八段階から九段階へ/3 「発達」の概念/4 ライフサイクル研究/5 ライフステージ移行の社会的装置

■第II部 ライフサイクルの社会的条件
第四章 子ども期の変容と少子社会
1 子ども期の認識/2 子ども期の変容/3 消費社会における大人 ― 子ども関係/4 出生の統制/5 少子社会の子ども期

第五章 青年期から成人前期へ
1 青年期研究と青年へのまなざし/2 青年期の区分/3 青年期から成人前期にかけてのアイデンティティ/4 青年後期と社会変動/5 成人性の社会的基準

第六章 成人後期から向老期へ
1 中年期の危機/2 第三期の女性と男性/3 定年の変化/4 向老期の創出

第七章 少子超高齢社会と死
1 「老い」の観念とエイジズム/2 アクティブ・エイジング/3 少子超高齢社会とライフサイクル/4 死を定義する社会

あとがき
文献
事項索引

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