著作権法要説

実務と理論

著作権法要説
著者 松村 信夫
三山 峻司
ジャンル 法律・政治
出版年月日 2009/04/26
ISBN 9784790714101
判型・ページ数 A5・432ページ
定価 4,180円(本体3,800円)
在庫 絶版

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著作権法の理論と実務の基点(グラウンドレベル)に立ちわかりやすく解説する法律書。立法趣旨や通説的な見解の解説、裁判例分析を通して平易に法理を解明する。入門からビジネスまでカバーすると共に司法試験対策も万全。読みやすい二色刷。
はしがき
本書の目的と利用方法
目次
凡例
参考文献

■第1章 著作権法を学ぶにあたって 〔松村・三山〕
第1節 著作権制度の意義
第2節 知的財産法としての著作権
第3節 著作権と公共の利益との調整

■第2章 著作物 ― 著作権の客体
第1節 著作物概念の意義 〔松村〕
第2節 著作物の例示 〔三山〕
第3節 特殊な著作物 〔松村〕

■第3章 著作権・著作者人格権
第1節 著作権の全体像 〔三山〕
第2節 著作物を構成する支分権の概要 〔松村〕
第3節 著作権の制限(自由利用) 〔三山〕
第4節 著作者人格権 〔松村〕
第5節 著作権の保護期間 〔松村〕
第6節 保護期間の経過以外の著作権の消滅 〔松村〕

■第4章 権利主体としての著作者・著作権者 〔三山〕
第1節 著作者・著作権者
第2節 職務著作物の著作者
第3節 映画の著作物の著作者・著作権者

■第5章 著作物の利用と著作権の変動 〔松村〕
第1節 著作権の譲渡および質入
第2節 著作物の利用
第3節 著作権の信託 ― 管理型信託を中心として
第4節 著作権管理事業・集中管理制度

■第6章 出版権 〔松村〕
第1節 出版権の意義
第2節 出版権の設定・内容
第3節 出版権者の義務
第4節 その他の出版に関する契約

■第7章 著作隣接権 〔三山〕
第1節 著作隣接権の意義
第2節 著作隣接権の保護理由
第3節 実演家およびその権利
第4節 レコード製作者およびその権利
第5節 放送事業者およびその権利
第6節 有線放送事業者およびその権利
第7節 著作隣接権の権利の種類による整理
第8節 著作隣接権の保護要件・制限・保護期間

■第8章 著作権の侵害と法的救済
第1節 著作権の侵害とは 〔三山〕
第2節 民事上の救済 〔松村〕
第3節 刑事処罰 〔松村〕

判例索引
事項索引
巻末図版

■Tea Time
マージャー理論(merger doctrine)
「表現」と「アイデア」との区別
著作物の「公表」とは
創作性を考える視点
知的財産権の保護を受けないデータベースなどの冒用と不法行為
オーバーライドの問題
「提供」と「提示」
「実名著作物」「変名著作物」「無名著作物」の相違
「シェーン,カムバックせず」
設定的移転説の背景
「プラーゲ旋風」とは
立場変われば見方も変わる(著作隣接権の侵害と侵害専用装置)
作品の幅と売上げは,実演家次第
通信と放送の融合
許諾を得ない著作物を利用した著作隣接権の成否

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