独立の時代

アメリカ古典文学は語る

独立の時代
著者 入子 文子
林 以知郎
ジャンル 外国語・外国文学・芸術
出版年月日 2009/06/20
ISBN 9784790714156
判型・ページ数 4-6・268ページ
定価 2,090円(本体1,900円)
在庫 絶版

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アメリカ文学・文化の〈独立〉を目指した広義のアメリカン・ルネサンスの作家たちは、彼らの国の〈独立の時代〉をいかに語り直したか。アメリカ古典文学(クラシック)のテクスト精読を通して、現在のアメリカの危機をも脱領域的に考察する。
まえがき(入子文子)

第1章 建国の父子たち(巽 孝之)
― ワシントン、アダムズ、モンロー ―

第2章 売れる偉勲、憂うる遺訓(白川恵子)
― ウィームズの『ワシントン伝』再考 ―

第3章 『開拓者たち』と家系譜の書き換え(林 以知郎)
― 上機嫌な時代の自己意識的なアメリカニズム ―

第4章 北米毛皮交易の原風景(齊藤 昇)
― アーヴィングの『アストリア』の意義をめぐって ―

第5章 「ある鐘の伝記」を読む(入子文子)
― ホーソーンにおける歴史と詩学の交錯 ―

第6章 「継承」と「革命」のはざまで(福岡和子)
― メルヴィル作『ピエール』を読む ―

第7章 ジェイムズ家とアメリカ独立期(水野尚之)

第8章 アメリカの始まりに目を凝らして(里内克巳)
― マーク・トウェインの〈インディアンタウン連作〉 ―

第9章 記念碑が創る独立戦争の記憶(和田光弘)

あとがき(林 以知郎)

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