スポーツ観戦学

熱狂のステージの構造と意味

スポーツ観戦学
著者 橋本 純一
ジャンル 社会
シリーズ 世界思想ゼミナール
出版年月日 2010/02/25
ISBN 9784790714545
判型・ページ数 4-6・322ページ
定価 2,530円(本体2,300円)
在庫 在庫あり

この本に関するお問い合わせ・感想

スポーツ観戦と場所、生活、メディア、マイノリティ、哲学・政治学 ― 存在感を増す社会/文化的現象としてのスポーツ観戦を一二人の論者が多角的に読み解く。「観るスポーツ」の新たなるパースペクティヴ。
はじめに

■Ⅰ スポーツ観戦の場所
第1章 スポーツ観戦空間 ― そのパースペクティヴ及び現在と未来(橋本純一)
第2章 観客席から何が見えるのか ― サッカースタジアムのテクノロジーと「まなざし」の社会史(加藤朋之)

■Ⅱ 生活のなかのスポーツ観戦
第3章 野球 ― 生きて我が家に還るスポーツ(阿久津昌三)
第4章 サッカー観戦におけるサポーター活動と地域生活との乖離 ― 「白いスタジアム」が埋め込まれた町を事例にして(橋本政晴)
第5章 プロ野球の応援をするということ(高橋豪仁)

■Ⅲ メディアとスポーツ観戦
第6章 マルチメディアに介在されるメガ・スポーツのライバル戦 ― ライバルと超越的存在の再帰的循環(黄 順姫)
第7章 スポーツ中継のなかの「物語」 ― メディアの送り手による構築(深澤弘樹)
第8章 戸坂潤の文化批評とスポーツ観戦(山本亮介)

■Ⅳ 女性及び障がい者とスポーツ観戦
第9章 ポスト近代におけるスポーツ観戦とまなざし ― 第三波フェミニズムの視角から考察する(田中東子)
第10章 パラリンピックの表象実践と儀礼的関心(渡 正)

■Ⅴ スポーツ観戦の哲学と政治学
第11章 スポーツ観戦のハビトゥス ― 人種化された視覚の場と方法論的ナショナリズム(山本敦久)
第12章 スポーツ・エンターテイメント・ビジネスと観客とホスピタリティ(山本哲士)

【コラム】
スタジアムの滞留時間の分析から(仲澤 眞)
高揚と忘却 ― 公営ギャンブル系競技における観戦の特徴(寄藤晶子)
東京五輪の記憶と期待(杉本厚夫)

シェアする

このエントリーをはてなブックマークに追加

関連書籍

同じジャンルの商品