ルソーを学ぶ人のために

ルソーを学ぶ人のために
著者 桑瀬 章二郎
ジャンル 哲学・思想・宗教
テキスト > 哲学・思想・宗教
シリーズ 学ぶ人のために
出版年月日 2010/11/20
ISBN 9784790714941
判型・ページ数 4-6・360ページ
定価 2,530円(本体2,300円)
在庫 品切れ・重版未定

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最新の研究成果を取り入れつつ、『社会契約論』、『エミール』、『告白』など、ルソーの主要作品を精密かつ大胆に読み直すとともに、美学や言語論等の個別テーマについても解説。ルソーのラディカルな思考、批判精神を生き生きと現代に甦らせる。
はじめに(桑瀬章二郎)
凡例(付「ルソー関連地図」)

■Ⅰ 人と思想
第1章 人と生涯(桑瀬章二郎)
  ― ルソーという事件 ―

■Ⅱ 作品世界への招待
第2章 『学問芸術論』(井田 尚)
  ― 思想家ルソーの原点 ―

第3章 起源の探求と社会批判(増田 真)
  ― 『人間不平等起源論』を中心に ―

第4章 「演劇」をめぐって(阿尾安泰)
  ― 『演劇に関するダランベール氏への手紙』 ―

第5章 『新エロイーズ』(井上櫻子)
  ― パトスの解放を志向する「貞淑な」女性の物語 ―

第6章 教育をめぐる問い(坂倉裕治)
  ― 『エミール』を読む ―

第7章 政治制度と政治(吉岡知哉)
  ― 『社会契約論』をめぐって ―

第8章 自己のエクリチュール(桑瀬章二郎)
  ― 『告白』、『対話』、『夢想』をめぐって ―

■Ⅲ 新たな眼差し  ― ルソー思想の現在 ―
第9章 ルソーにおける言語の問題(増田 真)

第10章 近代美学の生成と対峙するルソー(馬場 朗)
  ― ピュグマリオニズムの芸術論に向けて ―

第11章 〈法〉の深層(佐藤淳二)
  ― ルソーの政治・社会思想と現代 ―

第12章 フランス現代思想とルソー(藤本一勇)
  ― ラクー=ラバルトのルソー解釈 ―

文献案内
ルソー略年譜(折方のぞみ・白川理恵)
人名・著作名索引(土橋友梨子)

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