歴史語りの人類学

複数の過去を生きるインドネシア東部の小地域社会

歴史語りの人類学
著者 山口 裕子
ジャンル 人類学・民俗学
出版年月日 2011/02/28
ISBN 9784790715115
判型・ページ数 A5・406ページ
定価 5,720円(本体5,200円)
在庫 在庫あり

この本に関するお問い合わせ・感想

インドネシア、スラウェシ島の沖合に浮かぶブトン島。村で語られ、記されるいくつもの歴史を重ね合わせると、「真実の歴史」が見えてきた。世界史と民族誌、歴史学と人類学、史料と語りとを節合する壮大なエスノグラフィ。
序章 歴史語りの人類学に向けて

第一章 城塞に生きる
  ― ウォリオ社会

第二章 起源の森から城塞完成まで
  ― ウォリオ人が語るブトン王国史

第三章 十六~十七世紀の文字資料に見る東部インドネシア諸勢力間関係
  ― 「第三の歴史」

第四章 起源地への巡礼者
  ― ワブラ社会

第五章 「真実の歴史」
  ― ワブラ人が語るブトン王国史

第六章 歴史語りの対話、対話する歴史

第七章 歴史の真実、生きられる歴史語り
  ― 結論


あとがき
参考文献
索引

シェアする

このエントリーをはてなブックマークに追加

同じジャンルの商品