『愛と孤独のフォルクローレ』が『図書新聞』で書評されました!

『図書新聞』(2025年4月12日)に、『愛と孤独のフォルクローレ』の書評が掲載されました。

評者は、春風社編集部・大阪大学大学院人間科学研究科博士課程の韓智仁さん。

「フォルクローレ音楽や音楽家たち〈について〉書いたものである…と同時に、この音楽家たちの流儀に〈ならって〉書いたものでもある」と、本書の企図と魅力を鋭く言い当てていただきました。

「先行する議論に…愛を示しつつ…反抗する」
「社会的・歴史的にはこう位置づけられる…ではなく…個別的な人生を…驚きたっぷりに描く」
「持ち帰ってから吟味したであろう問いを、フィールドの只中で考えたかのように書く」

フォルクローレにおける孤独(反抗・関係の切り離し・アナクロニーなど)が、本書でいかに実践されたかについて、愛をもって評してくださいました。
最後の一言が印象的です。

「本書を読んでつくづく思う。博論本はこうでなくては」

評者の韓智仁さん、ありがとうございました!

▶図書新聞

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