村津蘭さんが日本アフリカ学会研究奨励賞を受賞されました!

村津蘭さん(東京外国語大学)が日本アフリカ学会・第36回研究奨励賞(2024年度)を受賞されました。

受賞対象となったのは
『ギニア湾の悪魔――キリスト教系新宗教をめぐる情動と憑依の民族誌』(2023年)、

選考委員長は加茂省三さん、選考委員は石原美奈子さん、分藤大翼さんです。

日本アフリカ学会のウェブサイトにある講評では、「時に混濁する当事者の経験や語りに立ち会い、『出来事のなかで書くこと』を試みた本書は、フィールドワークに基づく成果として十分な価値を有している」と評されています。

さらに、「調査資料を巧みに織り込みながら綴る著者の文章力」「各章の終わりに配置されているエッセイと数々の写真」「特設サイト」についても言及され、マルチモーダル人類学が「私たちとアフリカの関わりをさらに豊かなものにしてくれることを期待したい」と締められています。

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