『当事者対決! 心と体でケンカする』が『文學界』で書評されました!

頭木弘樹・横道誠著『当事者対決! 心と体でケンカする』が『文學界』(2024年3月号)で書評されました。
 
評者は、斎藤環さんです。
 
書評では、本書のスタイルである「往復インタビュー」を、
 
きわめて「当事者研究」に近い、と評価し、
 
冒頭から語られる意外なエピソードの数々を紹介しています。
 
横道さんが「ASD/ADHD」と診断を受けたときの感動とショックには、
 
自分の悩みには仲間がいるという「安心」と
 
一方的な「規格化」に対する不満という、
 
当事者のアンビバレンスが見事に集約されている、と評してくださいました。
 
心身二元論者である頭木さんが、横道さんとの対話を経て、
 
「1・5元論」を共同で見出していく流れについても、
 
私たちが当事者研究をさらに豊かにするための新しい語彙が手に入る、
 
と評してくださいました。
 
ありがとうございます!


▼『文學界』2024年3月号

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